冷蔵庫の電気代節約術

1年中つけっぱなしなのが冷蔵庫。
だから冷蔵庫の電気代を節約することは、一年中節約できるってことなんです。
冷蔵庫や冷凍庫の電気料金を安くおさえる方法をお伝えします。

冷蔵庫のドアの開閉はすばやく

1回の開閉時間を20秒から10秒に短縮すると年間約150円節約(冷蔵庫を1日20回、冷凍庫を6回開ける場合)
あらかじめ中身を整理して、短時間で食材を取り出せるようにしておきたいですね。

そのためには、
・食材の種類によって置く場所を決めておいたり(野菜は下段、惣菜は中段など)
・中身をホワイトボードに書いて貼っておく
等の方法が有効です。

冷蔵庫はすっきり、冷凍庫はぎっしり

冷蔵庫の中身はなるべく少なくすることが肝心です。
中身がぎゅうぎゅうに詰まっていると、冷気が通りにくくなってしまい、余計な電力を消費します。
特に冷気の噴出口近くには物を置かないようにしましょう。

また中身が多いと、目当ての食材を取り出すのに時間がかかるのでドアを長時間開かなければならなくなります。

反対に冷凍庫はぎっしり詰めた方が電気代の節約になります。
これはすでに凍っている冷凍食品が保冷剤としても働くので、余計に冷えやすくなるため。

「冷蔵庫はすっきり、冷凍庫はぎっしり」が節約の基本です。

温かいものは冷ましてから冷蔵庫に入れる

料理を作りおきして楽したい!と一人暮らしの人は特に思ったりするはず。
そんな時も、作ったばかりのアツアツの料理をそのまま冷蔵庫に入れるのではなくて、少し冷ましてから入れましょう。
熱いものを入れると、それを冷やすのに余分な電力を消費してしまいます。

冷蔵庫を置く場所にも注意

冷蔵庫を置く場所も重要です。

コンロや暖房器具の近くとか直射日光があたる窓際などは、冷却効果が落ちるので余計な電気代がかかってしまいます。

また冷蔵庫の周りはスッキリさせておきましょう。
周りがゴチャゴチャしていると放熱板からの熱が逃げにくく、これもまた冷却効果を落としてしまいます。
側面を30cm以上離して、上には何も置かないようにすれば、電気代は年間で約3000円程度の節約になります。

30cmは無理でも側面の間隔を10cm空けるだけでも、冷却効果は格段に違ってきます。「冷蔵庫が冷えない!」と嘆く前に、まずは周囲をスッキリさせてみましょう。
また上に電子レンジなどを置くのも節約面から見るとNGです。

冷蔵庫の設定温度を「強」から「弱」へ

庫内のものを冷やすために設定温度を「強」にしている人は多いのでは?

しかし冬場は設定温度を「弱」にしておくことで電気代は20%も節約できるんです。

もちろん夏場は、冷たい飲み物を取り出したりして開閉も多いので、強にしておかないと中のものが傷んでしまいます。

冷蔵庫の掃除はしっかりと

冷蔵庫が冷えないときには背後の放熱板が汚れていないかチェックすることも必要です。
放熱板が汚れていると、庫内が冷えにくくなり、電気代もその分多くかかってしまいます。
たとえ見た目には汚れていなくても、1ヶ月に1回は掃除をすることで電気料金の節約になるでしょう。

パッキンが壊れていないかチェック

注意したいのがパッキンの破損です。
パッキンというのは、冷蔵庫のドアについているプラスチックの部分で、冷気の漏れを防ぐものです。
ここが壊れていたり、ヒビが入っていたりすると、そこから冷気が漏れてしまいますので冷蔵庫が冷えなくなります。

パッキンが壊れていないかをチェックする方法としては
・目視でひび割れがないか調べる
・パッキン部分にはがきを挟んでみて落ちてくるようなら要修理

もしドアパッキンが壊れていたときには、メーカー修理に出すと修理代は1万~2万前後。
それは高い!という人は自分で修理することも可能らしいです。


参考サイト:冷蔵庫の電気代
家電の中でも特に多くの電気代がかかってしまいがちな、冷蔵庫の節電のポイントのまとめ。

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